会場について

奈良の歴史・文化・食が交わる平城宮跡の新拠点
「県営 平城宮跡歴史公園 朱雀門ひろば」

平城京は唐の長安にならって造られた奈良時代の首都で、平城宮跡の中には国の政治や儀式を執り行う場、また天皇のお住まい、様々な役所や庭園があったとされています。
そして1998年には平城宮跡を含む「古都奈良の文化財」がユネスコの世界遺産に登録されました。

1300年前、平城宮の正面であった朱雀門前の広場は、当時の人々にとってかけがえのない祝祭の場でした。
外国使節の送迎や、新年には天皇が門まで出向き、お祝いをすることもあったそうです。
この度、2018年3月24日に「朱雀大路」と「二条大路」の整備が整い、観光拠点「朱雀門ひろば」が開園することで、1300年の時を超え人々が歴史を紡いできたこの場所に、新たなにぎわいの場が蘇りました。

奈良時代の都の遺構が残るこの特別な場所で、人が集い、商いが行われ、生活・文化が交錯することで、従来の案内所や観光施設の域を超えた公共の場が誕生しました。

奈良の観光拠点となるインフォメーションセンターや奈良の特産品が購入できる「天平みつき館」
公園の景色を眺めながら洗練された食を楽しめる「天平うまし館」
サイクルステーション、展望デッキ、VRシアターなどアクティビティの拠点となる「天平みはらし館」
団体旅行客の待ち合わせ場所・休憩所としても利用できる「天平つどい館」
これら4つの館と、芝生広場、復原遣唐使船前舞台などの屋外スペースを合わせた広大な公園に、関西で活躍するクリエイターが一堂に集結、新たな文化(カルチャー)の息吹をもたらします。